TOP > 奨学金の借り方 > 利用限度額と振込日について

奨学金の利用限度額と振込日は、各奨学金制度によって条件が異なります。ここでは、日本学生支援機構の奨学金と、地方自治体の奨学金、民間団体の奨学金、教育ローン、新聞奨学金制度を例に「限度額と振込日」について、簡単に説明しましょう。

限度額と振込日・日本学生支援機構奨学金の場合

奨学金の振込日は、月によってばらばらです。平均すると、毎月10日前後に振り込みが実施されていますが、月によって8日や11日、遅ければ15日前後に振り込まれるので、注意が必要です。

参考)2015年の日本学生支援機構・奨学金振込日
区分 振込日 区分 振込日
4月分 4月21日(火) 10月分 10月9日(金)
5月分 5月15日(金) 11月分 11月11日(水)
6月分 6月11日(木) 12月分 12月11日(金)
7月分 7月10日(金) 1月分 1月8日(金)
8月分 8月11日(火) 2月分 2月10日(水)
9月分 9月11日(金) 3月分 3月11日(金)

年間の振込日は、日本学生支援機構のホームページで確認できます。初回の振込日は、4月の下旬に実施されることが多いです。

限度額と振込日・日本学生支援機構奨学金の場合また、学部定期採用者など、年度途中で採用された場合、7月などに初回の奨学金が振り込まれることもあります。申し込み前に「いつから振込が開始されるのか」確認しておいてください。

利用限度額は、月額3万円から12万円まで、私大の医学部や薬学部の場合は、増額することも可能です。

限度額と振込日・地方自治体奨学金の場合

各地方自治体の奨学金によって、振込日はそれぞれ異なります。また、同じ奨学金制度でも、申請の時期によって、振込日が変動することもあります。

必要なタイミングで奨学金が受け取れるよう、各団体の「利用条件」を確認してから申し込むようにしましょう。限度額は、各奨学金制度によって異なります。

限度額と振込日・民間団体の奨学金

民間団体の奨学金制度は、募集要項の中で「初回の振込日」の案内が無いケースが多いです。必要があれば事務局に問い合わせを行い、いつから振込が実施されるのか確認しておきましょう。

民間団体の奨学金は、各制度によって申し込みの締め切り日はバラバラです。このため、初回の支給日や振込日は、各奨学金制度によって異なっています。

限度額も、各奨学金制度によって異なりますが、医師の奨学金など数千万円単位の高額な奨学金制度も存在します。

限度額と振込日・教育ローンの場合

限度額と振込日・教育ローンの場合教育ローンは、審査に可決された時点で(利用者が自由に)必要な金額を引き出せます。ただし、学校の提携ローンでは一部「金融機関が直接、学校に学費を振り込む」ケースもあり、利用条件は、それぞれ異なっています。

どのような方法で借入ができるのか、申し込み前に「貸し付け条件」をよく確認しておきましょう。

限度額は、各ローンによって異なりますが、多ければ2,000万円を超える教育ローンも存在します。

限度額と振込日・新聞奨学生制度の場合

利用する新聞社の制度によって、支給方法は異なっています。一例を上げると、読売新聞社の場合は、学校に直接授業料や入学金を振り込み、別途給与を支払う仕組みです。

朝日新聞社の場合は、入学金や授業料を支給するほか、毎月10日前後に、月々の給与を支給しています。どの新聞社も限度額は、500万円前後となっています。

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