奨学金の審査は、どのように行われるのでしょうか? ここでは日本学生支援機構の奨学金をはじめ、地方自治体や民間団体、各学校の奨学金、金融機関の教育ローン、新聞奨学生など、それぞれの制度別に「審査の内容」について紹介します。
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JASSO(日本学生支援機構)の奨学金は、経済的な基準、成績など、申し込み資格を満たしているか確認し、奨学生が決定されます。
利息のある第二種奨学金は、利息なしの第一種奨学金に比べて「申し込みの基準が緩和」されており、より利用しやすい奨学金となっています。
審査の結果は、入学前、入学後問わず、在籍している学校(学生課)より通知されます。
各自治体の奨学金制度によって、審査の基準は異なります。どのような方法で通知されるのか、申し込み情報を事前に確認しておいてください。
民間団体の奨学金も、各制度によって審査基準は異なります。制度によっては、第一次・第二次審査(面接なども含む)が設けられる場合があります。
どのような方法で審査、面接が行われるのか、通知方法も含めて事前に確認しておきましょう。
学内で選考される奨学金制度は、学生課を通じて結果が通知されることがほとんどです。通知の時期、面接や選考基準などは、学生課等で、確認しておいてください。
新聞奨学生制度は、申込書類を確認した後、面接などを経て「奨学生の採用」を決定しています。勤務の意思や進学の意思について確認が行われるほか、奨学金制度の詳細や就業内容について、説明会が実施されることもあります。
申し込み内容に問題がなければ、書面や電話で採用の通知が行われます。
金融機関で利用する教育ローンの審査は、一般のローン審査とほぼ、同じ流れで進められます。ここでは、申し込み者である親の収入や借入の状況をみて、融資の実施が決定されます。
教育ローンの審査は(他の奨学金とは違い)審査が速いのが、大きな特徴です。申し込みが混んでいなければ、金融機関の2〜3営業日内には可決となり、審査結果は電話、メール、書面など通知されます。