親から学費の支援を受けている方でも、学部によって「教材費や生活費が足りない」ことは多いです。ここでは、アルバイトで稼ぎながら、進学・通学する方法について説明します。
文系の学部でも、入学金や学費のほか、さまざまな教材費、研修費がかかるところがあります。また、美術やデザイン系、ファッションや服飾系の学校でも、材料費や教材費に、沢山の費用が掛かってきます。
生活費を切り詰め「材料費」に充てる学生もいますが、生活や健康のバランスを崩しては、学業の継続は難しくなります。
無理のない範囲でアルバイトをするか、できるだけ奨学金制度を利用し、金銭的負担の少ない「安心できる学生生活」を過ごしてください。
アルバイトで得た給料は、なるべく、必要な学費や教材費へ充てるようにしましょう。遊びのお金に全額使ってしまうと、大切な勉強時間を削り、貴重な「学生生活」を無駄にすることになります。
学費が足りない場合は、給付型(返還義務のない奨学金)を利用したり、卒業後の返還義務の無い奨学金制度(新聞奨学生など)を利用するようにしてください。
一人暮らしをしている学生は、無理なシフトを組んで、アルバイトの時間を増やす傾向が強いです。
しかし、貴重な勉強時間を削ってまで、アルバイトに明け暮れては本末転倒です。学校に所属している間は学業を優先し、無事卒業できるよう、上手にスケジュール管理を行ってください。
また、バイト先から無理なシフトを組まれた場合は、勉強を優先するよう話し合いを行い、無理のないスケジュールを設けるようにしましょう。